わたしは今仕事でMac miniを使っていてデュアルディスプレイにしています。その前はMacBook Proを使っていました。そしてゲーム専用機としてWindowsがあるんですが、ディスプレイは共有した方が便利で場所を取らないですよね?
この記事では、ディスプレイを共有する方法について解説していきます。
- 【注意】 ディスプレイを共有する際の注意点
- Mac miniなどとWindowsでディスプレイを共有する
- MacBookをデュアルディスプレイにして共有する
- MacとWindowsを使い分けるときのおすすめアプリ
【注意】 ディスプレイを共有する際の注意点
最初に注意点を読んでいただいた方が良さそうです。
macOS Big SurやMontereyのMacでゲーミングモニターを使うとフォントが汚くなる可能性があります。
macOS Big Sur(やMonterey)はピクセル密度が高い前提でフォントスムージングが設計されています。RetinaディスプレイのMacBookであればだいたい、1ピクセルの情報を表示するために4ピクセルくらいを使って描写しています。
ゲーミングモニターは1ピクセルを1ピクセルで表示されるように、というよりも、ゲームがいかにきれいで応答時間が速いかどうかで設計されています。
macOS Big SurやMontereyでMacとWindowsのモニターを共有するなら、ピクセル密度と応答時間のバランスを取る必要があります。Windowsがゲーム機であれば24インチは欲しいところだと思いますが、24インチのFHD(1980x1080)だとフォントが汚い可能性があります。
実際にわたしは24インチのFHDゲーミングモニターをMac miniで使って泣きそうになりました……。24インチであればWQHD(2560x1440)にしておくと安心です。
わたしはゲーミングモニターをWindowsと共有して、Mac miniは専用のディスプレイを買ってデュアルディスプレイにしています。この組み合わせは、21.5インチのFHD(15,000円くらい)と24インチのFHDゲーミングモニター(15,000円くらい)です。
金額を合計すると24インチのWQHDより安いくらいの金額でMacをデュアルディスプレイにして、Windowsは24インチのゲーミングモニターだけで使っています。サブディスプレイとして使うなら、ゲーミングディスプレイのフォントも我慢できます。
Mac miniなどとWindowsでディスプレイを共有する
Mac miniなどとWindowsでディスプレイを共有する場合は、この切替器で切り替えればディスプレイを共有できます。
HDMI切替器を選択する注意点は、外部電源がいらないものにすると便利です。
加えて、MacかWindowsのどちらかの電源が入っていれば動作するようなHDMI切り替え器にしておくととても楽です。紹介したHDMI切替器は、Windowsは電源を切った状態でMacで仕事ができますし、仕事が終わったらMacはスリープにしてWindowsでゲームができます。
MacBookをデュアルディスプレイにして共有する
Windowsの画面としてMacBookを共有したいと思っているのであれば、HDMIケーブルなどを使ってデュアルディスプレイにすることはできません。
しかし……macOS MontereyでMacBookをサブディスプレイにする機能が実装されたので、この機能を使えるアプリがWindowsに出てくると……面白いことになりますね。
macOS Montereyの機能でWindowsをサブディスプレイにすることはできます。
現在でも、独自方式のアプリを使えばMacBookをWindowsのサブディスプレイにすることができます。本当のサブディスプレイと違って遅延がありますが、使い方によっては便利だと思います。
現実的なところで言えば、MacBookをデュアルディスプレイにして、サブモニターをWindowsと共有するのが一番簡単で効果的です。現在のMacBookはポートが全てUSB-Cですので、MacBookをデュアルディスプレイにするケーブルは1,300円くらいで済みます。
MacとWindowsを使い分けるときのおすすめアプリ
最近はWindowsの特化ブログを書いていて、Windowsでアプリを操作して、Macでブログを書くというちょっとややこしいことをしています。WindowsとMacの両方で使える画像編集のアプリを使ったりすることも多いのですが……。
MacとWindowsで一番の違和感ってマウスのスクロールが上下逆だというところだと思うんです。いつもWindowsのスクロールを逆にするのにレジストリエディタでやっていたのですが、アプリを使ってかんたんに逆にする方法があります。
上記のアプリのようにWindows側にいろいろ便利なアプリが揃ってきた……ので、とうとうMac miniとWindowsのキーボードも共有してみました。MacとWindowsで同じキーマップにしています。ストレスフリーで作業ができますよ。