わたしはライターとして活動つつ、YouTubeチャンネルの運営もしています。この経験からYouTubeで稼げるようになるにはどうすれば良いかがわかってきました。この記事ではYouTubeを始める初心者が知っておいた方がいい考え方をお伝えします。記事を読めばYouTubeで稼げるようになる確率が格段に上がるでしょう。
初心者向けYouTubeの考え方1:まずは公開する
YouTubeで稼げるようになるために重要は要素とは何でしょうか。
一眼レフのカメラで撮影する?
編集で面白くする?
効果音をふんだんに使う?
これはどれも間違いです。
YouTubeで必要になってくる唯一の要素は「動画を公開する」ということです。
FaceBookのマークザッカーバーグさんも「完璧よりも始めた方がいい」と言っています。
とにかく動画を制作して公開しないことには稼げるようにはなりません。
初心者向けYouTubeの考え方2:ひとりで始めるべき
「YouTube始めたいけれど不安なのでまずは仲間を集めようかな」
こういう考えは捨てた方がいいです。
2〜3人でYouTubeのチャンネルを始めると方向性についてコンセンサスを取る必要が出てきます。
そうなるとYouTubeで必要なスピード感を持って動画を制作することができません。
わたしはライターとして活動していたメディアで「YouTubeチャンネルを立ち上げましょう」と自ら提案してYouTubeを始めました。
YouTubeの企画についてはひとりで全て、アイデアから撮影、編集までやっています。
チャンネルの方向性についてはほぼ誰とも相談する必要がありませんでした。
それよりも公開した動画の反応によって試行錯誤して、結果的に稼げるようになっています。
YouTubeで稼げるようになるにはこの「試行錯誤」が重要で、その意思決定に時間がかかっていてはなかなか前に進むことができません。
YouTubeをひとりで始めるといくらでも「試行錯誤」できます。
初心者向けYouTubeの考え方3:スマホ撮影でOK
YouTubeの動画を作るにあたって、カメラは必要でしょうか。
きれいな見た目の映像は、YouTubeの成長とほとんど関係がありません。
iPhoneで撮影した動画で充分です。
わたしがYouTubeを始めた最初の頃はiPhoneに純正のマイクイヤホンをつけて撮影していましいた。
見た目的に耳からiPhoneのマイクが垂れ下がっているので違和感はあるものの、企画の内容を届けることには支障がありません。
ある程度動画が再生されるようになってきたので、1,000円くらいのピンマイクに変更したことはあります。
最初から高級なカメラと高級なマイクを使ってYouTubeを始めてしまうと、再生されなかった時のダメージが大きすぎます。
数万円かけたのに再生回数が5回とかそんなレベルです。
YouTubeで稼げるようになるには継続するしかありません。
機材などは後からついてくるので、スモールスタートでとにかく動画を公開しましょう。
初心者向けYouTubeの考え方4:まずは30本公開を目標にする
ブログだと1日1つ、記事を書いて3ヶ月続ければある程度稼げるという考え方が一般的です。
ではYouTubeはどうでしょう。
「動画を毎日公開すれば成功する」という話はよく聞きますが、これはかなり難易度が高いです。
動画1本を本気で作ると数時間かかるので、これが毎日となると挫折してしまうでしょう。
実際、わたしのチャンネルで動画を毎日公開するテストをしたことがあります。
結果として毎日公開したから再生回数やチャンネル登録者が増えるということはありませんでした。
おすすめの考え方として、まずは30本を目標に動画を公開してみると考えましょう。
その際、複数のジャンルで公開すると成功する確率が上がります。
わたしの場合は「How to動画」「トレンド動画」「裏技動画」この3つのカテゴリで動画を制作しました。
結果としてヒットしたのは「How to動画」でした。
自分のチャンネルで何がヒットするのかはほとんどわからないと思います。
自分の喋り方などの「キャラクター」も大きく影響してきます。
「How to動画」では「他のチャンネルと違って説明がわかりやすい」というコメントがつきました。
一方「トレンド動画」ではチャンネル登録者がマイナスになることもあり、おそらくわたしは「面白い」というキャラクターではないのでしょう。
30本くらい公開するとこのように伸びる動画と伸びない動画がわかってきます。
そこから伸びるスタイルの動画を量産していくと結果的に稼げるようになります。
初心者向けYouTubeの考え方5:サムネイルの重要性
YouTubeにおいて「サムネイル」は最も重要な要素です。
視聴者はこの流れで動画を再生します。
「サムネイルを見る→タイトルを見る→動画を再生する」
つまり大量のサムネイルから、自分のサムネイルを見つけてもらわないと再生されません。
サムネイルについてはこの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
初心者向けYouTubeの考え方6:動画の導入を意識する
視聴者は動画を再生した後、10〜30秒で「この動画を見るかどうか」判断します。
動画の導入で「この動画は何であるか、観るとどんなメリットがあるか」をコンパクトに説明します。
こういう導入にすることで、動画を停止することなく、みてもらえる可能性が上がります。
有名YouTuberの中には長々と導入部分で関係のないことを喋ったりしていますね。
これは「この人は面白いはず」という信頼性があるからです。
これを有名ではない初心者がやってしまうと「何を喋ってるんだ」と即、次の動画に流れてしまいます。
初心者向けYouTubeの考え方7:台本を作る
思いつくままに喋って撮影しても「何を喋っているんだ?」という状況になりがちです。
わたし自身、最初は台本を作らず、思いつくままに伝えたいことを喋っていました。
そんな昔の動画を観てみると「あー」とか「えー」とかの無駄な間が多くて、観ていると苦痛になります。
台本を作ることで無駄な間をなくせるとともに、確実に言いたいことが言えるようになります。
台本を作ると「動画を構成する」スキルも身についてきます。
再生される動画にするにはどのような構成にすればいいのかがわかってきます。
台本を作るのは必須の作業と言ってもいいでしょう。
初心者向けYouTubeの考え方8:YouTubeは基本的に伸びない
最後に、YouTubeに対するマインドをお伝えします。
「YouTubeで自分の動画が再生されることはほとんどありません」
ここまで「どうやったらYouTubeで再生されるようになるのか」説明してきましたが、これを全て実践しても再生されるとは限りません。
例えばブログであれば、ユーザーは何かを調べたいので、その答えを書くことで閲覧数が伸びます。
一方、YouTubeのユーザーは「何か面白いことはないかな」くらいの考え方なので答えを求めているわけではありません。
先ほど、3種類くらいのカテゴリで動画を作るといいと書きました。
これはつまり、いろいろなカテゴリで試してみて、ユーザーの「なんとなく」というニーズにヒットする確率を上げるのが狙いです。
「基本的にYouTubeの動画は伸びないので、どれかヒットすればいいな。」
これくらいのマインドでYouTubeに動画をアップし続けるのが。YouTubeで稼げるようになる方法です。
わたしの場合は1年間くらいかかって、しかも1年前にアップした企画が今頃になってヒットして稼げるようになりました。
YouTubeを始める前に知っておいて欲しいこととして、YouTubeが基本的に再生されないのはその通りです。
しかし現在、YouTubeは爆発的にユーザー数を伸ばしていて、続けてさえいればいつかヒットするのは間違いないと断言できます。