このブログではYouTubeなどでどうやって稼げばいいか発信しています。今回は実際に稼ぐための具体的な方法をご紹介します。この方法を実際に使えば、ネタ切れがなくなります。ネタ切れがなくなると継続力がつきます。継続すれば必ず稼げるようになるという仕組みです。
これまでブログやYouTubeはどのように稼いできたのか
まずはこれまでの歴史を振り返ってみます。
約10年くらい前から「アルファブロガー」という存在が認識されるようになりました。
ブログが流行し、その中でもアルファブロガーと呼ばれるトップレベルのブロガーが輩出されました。
わたしが主に追っていたのはある「管理人」 というブロガー。
現在は起業家としてビジネスをしておられます。
そのブログのジャンルは「ライフハック」。
現在では一般的になったライフハックですが、LifeHackerもその時期に立ち上げられたメディアで、当時流行したジャンルです。
ブログにしろLifeHackerにしろ、ほとんどはアメリカの記事を翻訳したものでした。
時代は変わってYouTube全盛期です。
HIKAKINさんなどの超有名YouTuberが何千万円という年収を稼ぐ時代。
ライフハックの分野ではこのような動画が再生されています。
「10分でわかる嫌われる勇気」
「7分でわかる7つの習慣」
インスタントにライフハックしたいという需要の現れです。
しかし注目するところはそこではありません。
ブログとYouTubeで共通しているビジネスモデルがあります。
気づいたでしょうか?
ブログやYouTubeで稼ぐためのビジネスモデル
答えは「情報の無い市場にコンテンツを輸入する」というモデルです。
ブログでは「コンテンツSEO」という方法があります。
検索して出てきたページの良いところをコピーしてSEOで勝てればそのワードで稼げるという手法。
これはほとんどパクりなのでクレバーな方法とは言えません。
わたしの記事もこれまでどれだけパクられたか考えると腹が立つほどやられています。
「情報の無い市場」に「情報の有る市場」からコンテンツを輸入してくるのです。
例えばライフハックのブログについては、アメリカで既にLifeHackのコンテンツが多数ありました。
これを翻訳して付加価値をつけて、日本でブログとして発信します。
この方法はかなり一般的になりLifeHackerをはじめ多くの外資系メディアが自社で量産するようになっています。
そしてYouTube。
「嫌われる勇気」「7つの習慣」という爆発的に売れた本を元ネタにして動画が制作されています。
「書籍」という市場のコンテンツを「YouTube」に輸入しているわけです。
これをパクりだと非難する人が多いようですが、書籍の文字情報をコピーしているわけでは無いので、書籍の人気に便乗しているトレンドマーケティングと捉える方が本質的でしょう。
このモデルを採用しているYouTuberは「視聴者の時短に貢献している」と自負しています。
ブログメディアからYouTubeと時代は変わりましたが、ビジネスモデルとしては変わりません。
「情報の無い市場に情報を輸入する」
需要があるとわかっている情報を輸入すればいいので、ネタ切れの心配がありませんし、ほぼ確実に稼ぐことができます。
ブログやYouTubeで稼ぐために具体的に考える
この輸入モデルを実践するためには、メディアのコンテンツをどこへ輸入すれば稼げそうか、常に念頭に置いておく必要があります。
TikTokが大流行して、動画をYouTubeに輸入している人がいます。
これは賢い方法ではないでしょう。
単なる転載です。
動画メディアから動画メディアに輸入するのは避けないといけません。
例えば書籍メディアを動画メディアに輸入している例があるので、書籍メディアをブログメディアに輸入すると考えます。
これはもうすでに行われていますね。
「書評ブログ」のように書籍メディアのおいしいところを紹介してアフィリエイトするのは一般的です。
このようにメディアをまたぐことがポイントのひとつです。
ではブログメディアを動画メディアに輸入するのはどうでしょうか。
これは良さそうに思えます。
すでにブロガー自身がYouTubeに進出して自分のブログをYouTube動画にして発信しています。
しかし、ブログは長年使われているメディアですので、膨大な量のコンテンツがあります。
あるジャンルに特化したブログを元ネタとして、YouTubeの動画にすれば少なくともネタ切れの心配はないでしょう。
TwitterなどのSNSは世論を動かすくらいになっています。
ではSNSの情報をブログメディアにすると?
これはNAVERまとめやTogetterなどの巨人がいますね。
ではSNSの情報を動画メディアにしたら?
これはちょっとおもしろそうです。
SNSでバズっている話題をYouTuberが取り上げるという構図はよくみかけますが、別の観点で「輸入する」と発想すれば何かが生まれそうです。
輸入モデルの逆の流れも有効です。
例えば、先ほど挙げた書評ブログのように「書籍→ブログ」という流れがありました。
この逆は「ブログ→書籍」です。
これは現在の出版社が積極的にやっているビジネスモデルですね。
有名なブロガーの書籍はもう飽きるくらい出版されています。
「ブログメディア→動画メディア」という流れはブロガーがYouTubeに進出する時に使われますね。
では逆の「動画メディア→ブログメディア」はどうでしょうか。
これは何か生まれそうですね。
「まとめサイト」や「キュレーションサイト」のように、動画をカテゴライズして紹介するだけでもある程度の需要がありそうです。
Googleのアルゴリズム変更で「まとめ」「キュレーション」の勢いがなくなってしまいましたが、おそらく次の流れが出てくるのではないでしょうか。
ブログやYouTubeで稼ぐためのマインドセット
このようにコピーするのではなく輸入モデルのような「仕組み」を考えると、ブログやYouTubeで稼げる可能性は大幅に上がります。
TwitterやYouTubeの情報を一般人のように消費していては何も生まれません。
「この情報はどうやったら稼げる仕組みになるか」
常に念頭に置いて俯瞰的にコンテンツとして成り立つか考えます。
実際に思いついたら実践することが絶対の条件です。
もし思いつかなかったら、先ほどの「ブログメディアを動画メディアに」もしくは「SNSを動画メディアに」この辺りを具体的な仕組みとして実践してみるといいでしょう。
実践してみると稼げる仕組みがどのようなものかわかってきます。
仕組みを作れるようになると他の仕組みも思いつくようになるので、まずは実践してみることが大切です。