Affinity Photoに移行してちょっと不満があるとすれば、MacのヒラギノStdでW9が使えないことです。暫定的にMacにフォントを追加することで対策できます。Designerでも同じように対応できるので、この記事では追加フォントをAffinity製品で使う方法を解説していきます。
注:W9が使えない問題はmacOS側の都合で一時的な不具合でした。今はAffinity PhotoでもAffinity Photo 2でも「ヒラギノ角ゴシック」というフォントに統一されて、W9も使えるようになっています。
Affinity PhotoやDesignerで使うフォントをインストールする
フォントはまずmacOSにインストールする必要があります。
この記事ではわたしがよく使うM+フォントをインストールしていきます。
M+フォントをダウンロードする
ちょっとM+フォントはダウンロードがわかりにくい……ですが、フリーライセンスのフォントとしてはとても使える優れたフォントです。M+ FONTのダウンロードページからダウンロードしたいフォントのウエイトを選択します。
今回はわたしがYouTubeのサムネイルでよく使う「Black(超極太)」を使います。
ダウンロードのページが開くので「Download」ボタンをクリックします。
すると「ttf」というMacのフォントファイルがダウンロードされます。
Macにフォントをインストールする
ttfファイルを開くとインストールのウインドウが開くので「フォントをインストール」をクリックします。
これでフォントがインストールされました。
Affinity PhotoやDesignerで追加したフォントを使う
基本的にMacにインストールするだけで使えるようになるはずです。
Affinity Photoを開いて「アーティスティックテキストツール」でフォントをみてみると「M PLUS 1」という追加したM+フォントが使えるようになっています。
Affinity Desinerでも同様です。
フォントの太さが選択できませんが、これは「Black」だけしかインストールしていなからです。同じフォントの「Bold」などをインストールすれば、フォントの太さを指定できるようになります。
Affinity Photoの魅力はやはり買い切りアプリならではの安さです。Photoshopより圧倒的に安い上にほとんどの同じことができることになります。MacやWindowsのApp Storeからダウンロードすれば、同時に使う台数もアップデートも気にすることなく安心して便利に使えます。