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デジタルクリエイターらしいです…。

【注意点】macOS Montereyをインストールしたときにやったこと(とベータ版の検証)

Monterey

macOS 11から12となったmacOS Monterey。OSXから11になった変化は大きすぎるものでしたが、11から12の変更も同じ程度に大きいものになっています。ここではアップデートする情報をまとめようと思いますが、変更が大きいため随時追記していきます。

現地時間の10月18日にM1XのMacBook Proが発表されるようです。イベントに先立ち、Montereyの新機能iCloud+がリリースされています。

macOS Montereyをインストールするときの注意点

macOS MontereyはAppleシリコン(M1チップ)の場合とIntel Mac(T2チップで検証)の場合で大きく動作が異なります。

Appleシリコン(M1チップ)のMac

macOS Montereyをインストールすると、以前のバージョンへは戻せません。少なくともβ版では元に戻すことが想定されていません。特にクリーンインストールしてしまうと、ブート領域と復旧領域が書き換えられて、macOS復旧がMontereyのバージョンとなります。

macOS復旧

 

Montereyをインストールした時点で復旧領域が書き換えられているようですが、MontereyのmacOS復旧は、Big SurのmacOS復旧よりもしっかりと動作します。Monterey版のmacOS復旧では、画面がブラックアウトしたまま5分くらいインストールが進行します。処理が止まったと思って電源を切るとまたインストールし直しになるので注意が必要です。

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M1チップのMontereyではインターネットリカバリ、というよりまずアクティベーションがあります。ベータ版では、米国のアクティベーションサーバにアクセスしますが、正式リリース後には日本のアクティベーションサーバに接続すると思われます。

アクティベーション

Big Surにはなかったアクティベーションサーバですので、一度アクティベーションを行うとBig Surには戻せないと思われます。

 

Apple IDでアクティベーションして、アクティベーションロックを解除します。

アクティベーションロック

 

それからmacOS復旧のオプションが選択できるようになりますが、この時点でMontereyしか選べないようになっています。

macOS復旧

 

Monterey版のmacOS復旧からBig Surをダウンロードする方法は現在のところ不明です。MontereyからBig Surのインストーラーを起動することもできません。APFSのセキュリティレベルを下げる、もしくはその他の方法があるかもしれませんが、現在はベータ版のアクティベーションサーバに接続されているので検証する意味がありません。

Intel(T2チップ)のMac

Intel MacをMontereyにアップデートするなら、Catalinaの環境を外付けディスクに作っておくと安全だと思います。もし使えないとなったときに、外付けディスクからCatalinaをインストールし直すことができます。

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T2チップのMacの場合は、外付けディスクにMontereyをインストールすることもできます。

外付けディスクにインストール

 

一点、残っている事項は、Intel MacにMontereyをクリーンインストールしたときにブートストラップが書き換えられるのかどうかですが、おそらくM1チップと同様の動作はできないと思われるので、T2チップ以前のMacはこれまで通りのインターネットリカバリが使える可能性が高いです。

 

macOS復旧はMonterey版に代わっていて、Commnad+Rで起動するとMontereyの再インストールになります。これは今までと変わらないので、Shift+Option+Command+Rもおそらく使えるとは思いますが、わたしの環境では検証できないので保証はできません。

macOS Montereyをインストールしたときにやったこと

macOS Montereyでもシェルは以前と共通になっているので、例えば「すべてのアプリケーションを許可」にすることはできます。

すべてのアプリケーションを許可

コンソールコマンド

sudo spctl --master-disable

 

RosettaはMontereyでも健在です。

海外の情報ですが、AdobeのPremiereやPhotoshopも動くようです。

Rosetta

 

MontereyではIntel Mac用のアプリケーションに「将来のMacに対応していない」というダイアログが出るようになっています。ダイアログの文章は将来的にRosettaを廃止するという意味もあると思われます。

ダイアログ

 

Karabiner-Elementsを入れましたがMontereyに対応しています。

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Big Surで導入された新しいOS拡張は引き続きMontereyでも変わっていないので、Karabiner-Elementsのような新しいOS拡張に対応しているアプリは使えるはずです。他にもHHKBのドライバはBig Surに対応していているだけですが動作しました。

 

逆に、新しいOS拡張に対応していないアプリは基本的には対応していないと考えた方が良いと思われます。例えば、APFSのセキュリティレベルを下げることで古いOS拡張をインストールするアプリが残っているかもしれません。

 

WAVESのプラグインはV12であれば動きます。

WAVESはMontereyに合わせてV13をリリースしました。V12のプラグインはMontereyに対応しているようですがV12のWAVES Centralでは不安定でした。MontereyとWindows 11のタイミングに合わせてV13のWAVES Centralがリリースされたようです。

macOS Montereyの新しい機能追加とiCloud+

macOS Montereyの一番大きな機能追加と言われているユニバーサルコントロールを試してみました。

ただし、M1 Mac→Intel Macというユニバーサルコントロールはできますが、Intel Mac→M1 Macはできないかもしれません。機種固有の問題なのか、その他のベータ版による制限なのかは判断できません。

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M1Xの発表に先立ち、macOS Montereyの新機能iCloud+がリリースされています。わたしは月額130円でiCloudの容量を増やしていたのですが、iCloud+はiCloudの有料プランに向けた機能になっています。ちょっとうれしい機能がこのプライベートリレーです。

iCloud+プライベートリレー

Apple公式のプロキシのような機能になっていて、自分のIPアドレスを隠すことができます。

いまだにIPアドレスの位置情報を使ったターゲティング広告がされていますが……国と時間帯しか特定できないようできます。ちょっとだけうれしい……。

国情報

 

Safariのプライバシー機能は年々強化されていて、個人的にはサードパーティクッキーを利用するために、サイト超えトラッキングを許可するしかありませんでした。そのためIPアドレスの位置情報も使われていたのですが、IPアドレスを隠しつつサイト超えトラッキングを許可することで、位置情報を使った不快なターゲティングがされなくなっています。