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デジタルクリエイターのブログ

【M1】Mac miniをクリーンインストールしたらたいへんなことになった話

ずっと仕事でMacを使ってきたので、M1 Macってそんなにすごいのかと買ってみたら出た当初は使えなかったんです。最近、仕事が落ち着いてきたのでもう一回やってみるかと動かしたら謎の不具合で、検索してもmacOS 11の情報ってぜんぜん検索にかからない。

 

サポートに電話したら再インストールということで……やってみたらたいへんなことになった記録となんとか回復した話です。

M1 Macをクリーンインストールするのが間違いなのか?

OSXと同じ感じでM1 Macをクリーンインストールしようとしたのがそもそもの間違いの気がしますが、でも、MacなのにMacとは違うみたいなことわからないですよね…。

クリーンインストール

 

APFSでフォーマットし直してからmacOSをインストールしようとしたらエラーとなり、謎にData領域がマウントされていません。

Data領域

 

マウントすればいいのでは?とやると「マウントできませんでした」と怒られます。謎。

マウントできません


じゃあもういいから無理やりmacOSを新規インストールするパーティション(のようなやつ)を作ろうとしても、そもそも作るボタンが押せません。

パーティション編集

 

あー、マウントされてるから領域の操作ができないのですかね?とやると「マウントを解除できませんでした」と言われます。

マウントを解除できませんでした

 

こんな感じで、macOS 11が入っていない状態で、ディスクユーティリティの操作をいろいろやって全部エラーになる状態。

 

【追記】

このクリーンインストールできない問題は、macOS Big Surの不具合の可能性が高いと思われます。

macOS Montereyでクリーンインストールすると問題なくクリーンインストールできました。したがって、M1 MacをクリーンインストールするならMontereyにアップデートしてから、macOS復旧でクリーンインストールすることをおすすめします。

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起動しないM1 Macをなんとか起動した手順

ここからは自己責任…というよりもここまで読んでいる人はもうmacOSが再インストールできない状態だと思いますので、以下の手順を試すか、Appleに修理依頼するしか残されていないと思います。

もしまだmacOSがインストールできる状態ならそのままインストールした方が安全です。

 

わたしがなんとか起動不能から復旧した手順です。AFPSではエラーでフォーマットできなかったので、AFPSのコンテナをMac OS拡張でフォーマットしました。

Mac OS拡張

 

そしてMac OS拡張のコンテナをAFPSでフォーマットすればちゃんとマウントされるようになりました。もしAFPSのままフォーマットできるならその方が安全です。ユーティリティでさえも見えない領域を破壊してしまうリスクがないはず……。わかりませんけど、謎なので…。

AFPSフォーマット

AFPSでちゃんとフォーマットしてマウントできれば、あとは問題なくmacOS復旧からmacOS 11を再インストールするだけで回復します。

 

【追記】

macOS 12 Montereyをインストールすると、APFSの復旧領域が見えるようになります。

AFPS復旧領域

これはmacOS復旧がMontereyで書き換えられたからです。Monterey版のmacOS復旧ではAPFSがちゃんと扱えるようになった代わりに、普通の回復方法ではBig Surには戻せなくなっています。

Big Surに戻す方法としては以下の方法があるので、Montereyにして使えなかった……となっても戻すことはできます。

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