ドメインパワー。以前のGoogleであれば、ドメインパワーがほぼ全てと言っていいくらいSEOの重要な指標でした。今のGoogleはもっと総合的にブログの権威性を判定して、検索順位を決めています。しかしドメインパワーでも権威性の参考にする数値として今でも役立ちます。測定方法とその解釈を解説していきます。
ドメインパワーとは?自分のブログに必要なもの?
ドメインパワーという言葉はちゃんと決まっているものではありません。
SEO対策を商品にしているサービスが独自で計測していることが多い数値です。
主な要素としては「ドメインの年齢」「被リンク」「記事の数」その他の要素で測定されます。
現在のGoogleにおいて「被リンク」はあまり重要ではなくなってきました。
「ドメインの年齢」「記事の数」このあたりはいまだに有効です。
SEO業界独自の指標であるものの、Googleの評価と似ている部分は多くあります。
そのため自分のブログのドメインパワーを知っておけば、どのような戦略で記事を書けば、検索結果上位に表示されるのかがわかるようになります。
ドメインパワーの測定方法の紹介
以前、このブログではこんな記事でドメインパワーを把握する方法をご紹介しています。「RankTracker」を使う方法です。
もっとざっくり測る方法として、こんなサイトがありました。
英語のサイトですが、「ドメイン権威チェッカー」です。
ちょっと使ってみます。
このサイトの大きな特徴は「smallseotools.com」というドメイン名からもわかるように、簡単にSEOに関連する測定をいろいろできるところです。ドメイン権威チェッカーは10個のサイトを同時にチェックできるので、競合ブログのドメインバワーも測定することができます。
わたしが試験的に運用しているブログと、個人的に関係のある小規模メディア、巨大メディアのITmediaをチェックしてみます。
するとすぐにドメインパワーに関連する数値を表示してくれます。
「Domain Authority」と「Page Autotity」の数値で、一般的に言われる「ドメインパワー」は「Domain Authority」にあたります。一方で、Googleの検索結果に関連する「権威性」の参考にするなら「Page Authority」の方が近い指標になります。
ちょっと比較対象としてITmediaがどうなのかわからないですが、ざっくりと「Page Authority」が「10以上」あれば「マイナーなワードでトップが取れる」くらいの強さになります。
小規模メディアの「27」つまり30に近い数値は、競合の多い分野でもちゃんと上位表示できるくらいの強さでです。クライアントから直接レビュー広告が依頼されるくらいの実力なので、権威性としてはかなり強い数字です。
おそらく、個人ブログでも「ブロガー」と言えるくらいのブログであれば、この小規模メディアくらいもしくはもっと上の数値が出でもおかしくないでしょう。
ドメインパワーを知って稼げるような記事を書くには
実際に「Page Authority」が10くらいのブログだと、自分のブログが権威性を獲得している分野の商材、もしくはニッチな商材であれば、どんどん売れていきます。つまりこれくらいのドメインパワーであれば、競合を避けるようなキーワードを選択して、稼ぐことができます。
ただし、このままの権威性だと10万円稼ぐのはかなり厳しいと思います。もっと稼ぎたいのであれば権威性を高めていくように、競合がいるような分野の記事を量産して、その分野の権威性を獲得していく戦略をとることが必要です。
おそらく「Page Authority」が20くらいになれば、個人的な規模で満足できる収益が得られるレベルです。アフィリエイトだけでなく、Googleアドセンスでも収益が見込めます。
例にあげた「Page Authority」が10くらいのブログは今はほとんど放置していますが、それでも商品が売れ続けています。そんなブログをを作るまでに得られた収益を公開しているので、これからどうやって稼いでいくのか、参考にしてみてください。